新横浜運送が家電リサイクルを進めるわけ
運送会社である弊社が、家電リサイクルの回収を進めるのは、トラックを使って単にビジネス上の物資を運ぶだけでなく自分たちの住んでいる地域や環境を守る活動に貢献できないかと考えたからです。
運送会社はみなさんの生活に無くてはならないものを運ぶという使命を感じてやっていますが、トラックでの運送それ自体、燃料を使い道路を使っています。
だからこそ、使わないで節約するのではなく、使ったモノを大事にする、使ったあとまで責任を持つということを考えリサイクルに注目したのです。
そして、家電製品を運んでいる実績があるからこそ持っているノウハウを使っていこうと、川崎家電リサイクル推進協議会の委託業者として活動しています。
ほんの少しの貢献ですが、少しでも役に立ちたい、ちいさなことからでも始めたいとこの仕事をしています。
家電リサイクルを促進しよう
私たちの生活ででる様々なゴミの中でも、粗大ゴミや電化製品のゴミは捨てるときに困るものです。 どうやって捨てて良いのか、どこで回収してもらえるのか、地域によっても違いますし、同じ家電製品でも異なっています。
家電リサイクル法だけで、様々な日常生活のリサイクルをまかなえるわけではありません。ものによって廃棄方法を変えたり別々の業者に頼むのはとても面倒なことです。
でも、今こそひとりひとりが少しずつ進めていかなければいけないことだと思いませんか?
ですから面倒だと思っても、リサイクルできる家電製品、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンは、家電リサイクル法に則った回収をしている業者に依頼してください。
家電リサイクル法に則った回収かどうかを確認するには、家電リサイクル対象の家電を回収する際、リサイクル券を渡してくれるかどうかが一つのポイントです。
家電リサイクル法に則った処理を依頼するにお金もかかりますが、これは、今まで働いてくれた家電製品へのありがとうとそれを次へと繋げてくれる人達へと贈りましょう。
もちろん再利用の方法にもいろいろありますから、まだ使える家電製品の場合には使ってくれる人に渡すなどもひとつの方法です。
再利用を促し、回収したもの必要としてくれている人に渡してくれる業者に頼むこともあるでしょう。その場合には是非信頼できる業者にお願いしましょう。
最近(2014年9月)にも新聞で、家電リサイクルに回らされず再利用もされずに不当に投棄された家電製品が3分の1にものぼり、そのままでは資源の無駄になるばかりか、環境汚染の悪化に繋がりかねない状態で放置されているという記事を掲載していました。
また、廃品回収、粗大ゴミ回収などとうたって違法な不用品回収を行っている業者がいて、被害が出ているようです。どうぞご注意ください。
参考:横浜市の違法な不用品回収業者に注意
安易な業者を選んでしまうことは、環境汚染に繋がってしまうのです。次の世代のために、地球のために、一人一人のモラルが問われています。使ったあとのことまで考える。これは便利な時代に生きている私たちに課せられた責任ではないでしょうか。